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本屋さんは空間デザインも売っている。

 

本好きの方なら、新品の本だけではなく、全国チェーン店などの古本屋さんでも本を購入する事があると思います。

 

古本の方が値段が安いので、購入しやすいと思いますが、

古本屋では購入意欲が搔き立てられる事が、新品を取り扱う本屋さんと比べて少ないのです(個人の感想です)。

 

古本屋さんにお目当ての本があれば別の話ですが、

ふらっと買い、ついで買いの購入意欲が出にくい。

 

それはなぜなのか?

個人的感想、その疑問を列挙していこうと思います。

 

1 新しい本が少ない。

それをここに書くのか?って感じですが。

こればかりはしょうがない。新作の魅力はでかい。

 

2 冊数が少ない。

これに関しても仕方ない事ですが、新品を取り扱う本屋さんに比べて古本屋さんはバリエーションが少ないし、多くの被りの本がある。

 

検索機能があってもいいと前から思う。目当ての本を探しに、在庫があるかないかわからない古本屋さんに行くのは手間がかかる。

 

 

3 古本の値段設定。

古本にしては新品とそんなに変わらない値段設定の本が結構ある。

これも商売なので仕方のないことですが、だったら新品でも良くない?と頭を過ぎることも。

 

4 空間デザインが悪い。

 

空間デザインの問題。これが正直一番大きいのでは?と思ってしまうのだ。

勿論、古本店にも色々なお店がある。小洒落たお店もあれば、大量の本をただ棚に並べただけの本屋さんもある。

 

小洒落た本屋は、冊数が少ないし、値段も高めな事が多い。

 

一方、大量に本を並べた本屋さんは冊数は多いし、値段も強気なところがあると書いたが、安い値段でも販売している。

 

ただ購買意欲を掻き立てるような工夫が少ない気がする。

 

どうしてみんなスタバに行くのかと言えば、空間体験ですよね。

味や商品目当ての人も勿論いるだろうが、その空間、雰囲気ありきの話だと思う。

 

雰囲気が良ければ、財布の紐が緩む傾向はあると思う。

旅先のお土産屋さん、球場のビールみたいもんで。

 

勿論、新品を取り扱う本屋さんでも、空間デザインがお店などによって違いますので、古本屋さんだけの話ではないけども(重要)。

 

 

まぁ、ここで書きたかったことは、

スタバみたいにした方がいい!と言う話ではなくて、

空間デザインで人を集客できるという話である。

 

悪い言い方をすれば、感覚を麻痺させるぐらいの雰囲気があればいい。

 

しかし、古本屋さん側に、そんなところにコストを払うのは無駄だ!と言われたら、

そうですよね。と賛同はします。

改装コストなどを回収できる気がしませんので。笑

 

客層の間口を広げるなら、今がベストの形なんだろうね。

そもそも読書する層の紙離れも多いし。難しいね。 

ぽん。