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実質値上げとエンタメの格安化

            女性にも持ちやすいサイズ!

              飲み切りサイズ!

              注ぎやすくなった!

 

など、近年、味以外に関する商品の謳い文句が随分と増えた。

 

そんな耳障りのいい言葉の裏には、実質値上げがあり、

 

そんな事を言わなくても、大抵の消費者にはバレているだろうと思う心と、

まぁ、何とかプラス思考の事を言ってくれるだけ、親切だろうと思う心がある。

 

 

今でも覚えているのが、2008、2009年辺りに、コンビニのパンが小さくなったと、当時学校のクラスで話題になったのを覚えている。 

リーマンショックの影響なのか、中国の台頭の影響なのかは知らないが、

確実にサイズが小さくなり、 

あれ??だったのである。

 

だが、パンやお菓子のグラム数が減ったとしても、身体にはいい事だから、まぁいっかと思っていたし、今でも思っている節がある。

 

けど、これからも実質値上げ、容量の減少はあるにせよ、

その逆のパターンはなかなかないと思うと、どこか日本の時代の流れに儚さも感じる。

 

その内、一口サイズを謳う商品がもっと増えるかもしれない。

 

誰もが大人になると「あの頃はよかった」と、口をそろえて過ぎた日々を思い出補正する事があるが、

 

実質値上げに関しては、多くの人にとって、あの頃の方が良かった。だと思う(パンやお菓子以外にも実質値上げがあるから)。

 

今更だけど、ガソリンも高くなりしまたね。本当に。

車の燃費自体もかなり良くなったと思いますが、それでもプラマイゼロなのだろうか?

 

しかし、生活に直撃するものも増えた一方で、エンタメ面に関しては、かなり良くなったと思う。

無料で楽しめるものが山ほど増えたし、今なら月額課金で、昔なら夢のような事ができるようになった。

 

昔はCDアルバムが3000円もしたのだ。

今考えると、普通に高いと思う。

 

まぁ、音楽業界などにもCDが売れなくなったしわ寄せは来ているのだろうけど、

利用者としてはありがたい。

 

一般的には娯楽費に使用していたお金が食費などに回されているのだろうか?

 

現代はデジタルに溶けたものは安くなり、デジタルに溶けないものは値上がりをする。

そんな時代ですね。