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ユニクロと無印から考える日本人のデザイン思考

        衣食住とは、生活基本の要件とある。

          その中での衣と住。

 

 日本では衣を代表するのがユニクロになり(ギャルソンなどの高級ブランドよりユニクロの方が認知されている)、住を代表するとはまた違うが、住居の中での暮らしをサポートする役目で無印良品の商品を使っている人は随分多くなったと思う。

 

現代の日本人の暮らしの中に入り込み、ここ数年さらに人々と密接になった2社であり、そのネームバリューから来る客引きは、過去一になっているのでは?と感じてしまう。

 

どうしてそうなったのだろうか?と個人的に考えると、

というか誰でも思っている事だろうけど、性能、機能の向上は勿論の事、商品のデザインが洗練されていっているのが感じ取れるからだと思う(特にユニクロ。無印は昔から変わらないけど)。

 

それなのに、値段は多くの消費者に簡単に届く値段設定のままである。もはや、困ったらそこで買っておけば間違いはないような雰囲気が漂っている。

 

 

・日本人がデザインに対する考え方

 

 

日本で作られたものは性能は抜群にいい。だけど、デザインが、、、そんな意見。

 

 例えば、

 

日本車は性能は素晴らしいが、デザインがダサい。

国産携帯はデザインが悪い

日本のネットショッピングサイトはごちゃごちゃしている。

など言った意見。

 

昔に比べて随分減った気もしますが、正直、それらはまだありますよね。昔のユニクロにもそれが当てはまっていた時期があったと思う。

 

しかし年々、ユニクロ、無印以外の企業でも、スタイリッシュさを重視しているプロダクトが増えて来ている印象がある。

 

その変革の原因はやはりiPhoneにあり、次に写真投稿などのSNSにあるはずだ。

自分の私生活をネットを通じて世界に披露するような人、それに共感、感化された人が増えたからだ。映えである。

 

今、日本の家電メーカーではバルミューダが人気なのはその理由でもあると思う。

そして、そのような流れはいい兆候だと、個人的には思う。

 

メイドインジャパンの技術と洗練されたデザインがさらに融合していくと、国内だけではなく、世界でも日本企業がさらに活躍できると思うからである(勿論、他国の戦略もあるが)。

 

 

話が大きくなりましたが、ユニクロと無印は、そんな日本人のデザイン感覚のベーシックな部分を底上げしている企業だと、無理くりな思考かもしれないがそう思うこの頃である。

 

まぁ、優れたデザインとは主観でしかないし、デザインに答えがある訳でもないけども。