そうだ公園、行こう
公園は好きですか?
と聞けば、「嫌い」と答える人が少ないのは分かります。
そもそもとして、公園に対して嫌いとか好きとかそんな感情ないし、考えた事もない人が多いだろう。
しかし、僕は公園が好きなのである。
わざわざ公園が好きなのである(大事な事は二回言う)
だが、全てのあらゆる公園が好きな訳ではなく、いっちょ前に条件がある。
誰がこのブログを読んで下さるのかはわからないが、
偏屈に満ちた公園ラバーの話を読んで頂きたい。
良い公園の条件、それらを列挙していく。
まず、
①広さ
まず公園は広ければ、広いだけいい。
環境保全地域までとはいかないが、
都市計画としての公園は、広ければ広いだけいいのだ。
一周歩いて回って、ほど良い疲労感がある面積からが、広さとしては好ましい。
②公園内に起伏がある
正直これはかなり重要である。
平坦な公園は正直物足りない事が多い。ヨーロッパは公園の文化がしっかりしているが、地理的に平坦な公園が多く、ワクワク感がないのだ。
足腰には優しいかもしれないが、ちゃんと起伏がある公園の方が面白い。程よく心拍数上がるし。
③緑の量は多ければ、多いほどいい
これはもちろんの事だ。確かに木々が多いと管理コストなどがかかるが、多種多様の緑が生い茂っていた方が、断然リラックスができる。
公園全体が豊になる。これはマストである。
何を植えるのか、それにはセンスが出る。
④遊具、ベンチ、トイレ、文化などをちゃんと取り入れている。
これもかなり大事な要素である(さっきから大事、大事ばっかですみません)。
公園を彩るのは、それらのおかげである。
ベンチなどは寄付から設置するという欧米の制度がもっと普及してもいいのでは?と思う節もある。
公園のトイレはその街、その地域のある種の治安の指標にもなっていそうである。
⑤駐車場
車で公園に行くと、まずわかる。
駐車場のデザインがいい所は、大抵公園内のデザインもいい。
割と比例するものだ。
以上、パッと思いつくのは、大体こんなもんだと思う。
公園の起伏は個人的にはとても重要なのだが、地理的に無理な公園も沢山あるし、必要性については個人差があると思うからあしからず。
・公園の良さ
このご時世、自宅に籠る人が増えている。
どこかに出掛けたいけど、人が多い場所に行くのは億劫な気分になる人も多いだろう。
そういう時にこそ!公園である。
公園を歩けばいい運動にもなるし、季節を感じさせてくれるものが沢山あって面白いのだ。
公園には何もないと思う人も結構多いのかもしれないが、目線を下げてみると、色んなものが見えてくる。
それらは、この慌ただしいご時世の中で忘れていたものかもしれない。むふっ。
太陽の日差しを和らげる木漏れ日の中を歩くと、温く乾いた風があなたの頬をかすめる。
靴の裏では土を感じ、すれ違う人には物語を感じる。
誰もいない、少し古ぼけたベンチに座って、近くのパン屋さんで買ったパンを頬張る。
場所を変えると、味わいも不思議と変わるのだ。
しばらくすると、姿の見えない鳥の声が耳に入ってきて、
あなたは辺りを見回し、抽象画のような木々の隙間から、
ふと、なめらかな空を眺める。
それって幸せな事だと思いませんか?
むふっ。