自分を時給で雇えたら
もし自分を時給で雇えたら何をしますか?
自分で自分の事をやるのは無給である。
食材を買い、手の込んだ料理を作っても、食べるのは一瞬である。
大きな家電、家具を処分しようと思っても、廃棄するのにもお金がかかる。
だったら、楽をしたいという気持ちが自然と湧いてくる。
働くこと、動くことに対して対価を求める事に慣れてしまうと、
後回しになっていく何か。
そういった時、自分を時給で雇うと想像してみる。
そうすると、面倒に思えた自分自身の事にも、ちょっとやる気が湧いてくる気がしませんか?
あれやって、これやって。と自分に指示してみるのである。客観的な視点が持てるのである。
金銭面かい!現金なやつ〜ではなく、動機が生まれるのである。
それが大切である。
行動経済学的に、人間は行動に対して報酬という見返りを求める事に、染まってしまっているから、それを逆に利用した考えをするのである。
実際に時給が出るわけではないけど。
アメリカではジュースの空き瓶や空き缶を集めて、リサイクルセンターに持っていくと、お金が貰える話がありますよね(ジョブズも 若い頃やっていたと本で読んだ)。
それは街の掃除にもなるし、リサイクルできるし、集めた人はお金貰えるし、ウィンウィンの関係ですよね。
そういった 近江商人の三方よし!的な物事が世の中にもっと増えてもいいような気がする。一石二鳥、三鳥である。
メリット、デメリット、損得勘定で全てを理由付けするのが良いわけではないけど、この世にはそういった、人が動く動機付けがもっとあっても良い気がする。
最近問題を起こしたメルカリだが、そういったニーズを満たしたから広まりましたよね。何かまだあるはずである。